Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まつとふじげいぎのかえもん

松と藤芸妓の替紋

三遊亭 円朝

Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate

Aozora Bunko

美「はい」

と返事をいたし、しと/\階子を下りて参り、長手の火鉢の前に坐りましたが髪が、結い立でお化粧の為立てで、年が十九故十九や二十という譬えの通り、実に花を欺くほどの美くしい姿で、にやりと笑い顔をしながら物数云わず、

美「よくお出でなさいました」

旦「今広小路で師匠に会ったからちょいとお母さんにお近附に成ろうと思って来たのさ」

三「美代吉さん、何うも私の方は慾でげすが、旦那の方は御厄介になって余り感心しないが、それを一緒に往くと仰しゃるのでお供をして此方へ来たのてえのは、其処に種々御親切な話が有るんで、本当に後でお聞せ申したい事が有るんでげすぜ」

美「それはほんとに嬉しい事ねえ」

婆「今お土産を戴いたよ」

美「毎度有難う存じます」

三「何か旦那の召上り物を何うかお早く」

婆「此処らでは鳥八十さんが早いから、彼処へ往って何か照り焼か何かで、御飯を上るのだから色取をして然う云って来なよ、宜いかえ、御飯は家のは冷たいから暖かいのを三人前に、お香物の好いのを持って来るように然う云ってくんな、あれさ家のは臭くていけないから、これさ人のいう事を宜く聞きなよ、それからお菓子を、なに落雁じゃアないよ、お客様だから蒸菓子の好い