Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まつとふじげいぎのかえもん

松と藤芸妓の替紋

三遊亭 円朝

Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate

Aozora Bunko

ものです。一寸一息致しまして。

五

えゝお話二つに分れまして、数寄屋町の有松屋のお話でございます。芸者屋の商売などと云うものは、外見はずうッと派手に飾って、交際も十分に致し、何処に会が有っても芝居の見物でも、斯ういう店開きが有れば其の様にびらを貼るという様な事でございまして、中々物入の続く商売。殊に暮などは抱子を致して居れば、新しく出の紋附を染めるとか、長襦袢を拵えてやるの、小間物から下駄穿物に至るまで支度を致すというので、大した金の入るものでございます。婆は少し借財の有る処で身請というから、先ず是で宜いと喜んだ甲斐もなく、打って違って奧州屋新助は腹を切って死んだと云うので、ぱったり目的が外れました。是から歳暮に成りますると少し不都合で愚痴ばかり云っている処へ、幇間の三八、

三「お母さん今日は」

婆「おやお這入んなさいまし」

三「押詰りまして」

婆「何うも月迫に成りました、誠に何うも寒い事ねえ、暮の二十五日だからねえ、時々忘年のお座敷なぞが有るかえ」

三「有るにア有るけれども、昔と違って突然に目的が外れたりして極りが無いから困りますのさ」