Classici giapponesi con furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate
紋で」
車夫「旦那さんの御紋は………花菱だけれども、実の花菱で是も余り人が付けねえ御紋で………えゝえ妙な事があるもんだ、斯う紋がぴったり揃ってるのは不思議だなア………えゝ旦那え、これは(煙草入を懐より出し)実は洋服持の煙草入でげすが、黒桟で一寸袂持の間に此の鉈豆の煙管が這入って、泥だらけになって居るのを拾ったんで、掃除をして私が大切に持って居りますが、実は私どもの持つ物ではございませんから、質屋の番頭だって蔑しやがッて、私どもに有っちゃア仕方がねえ、煙管が何うも実に旦那不思議なんで、私にゃア分らねえが、銀だって云いやすが、この紋がねえ、三蓋松に実の花菱が、そっくり象嵌で出て居るってんだ、こいつア妙じゃアございませんか、これが突込んだ儘で有るんでがすが、悉くりお両方の紋が比翼に付いて居るてえのは何うも妙で、一寸これは何うです旦那……」
手に取り上げて庄三郎が恟りいたした。まだ是は美代吉には話をせずに自分の心の中の惚気に、美代吉の紋と吾が紋を比翼に附けて誂えた鉈豆の煙管、去年の九月四日の夜、妻恋坂の下で、これは慌てゝ取り落したものだが、何うして此の車夫が持って居るかとぎっくり胸に応えましたが、側にお美代が居るから、