Classici giapponesi con furigana
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かきのきのあるいえ
柿の木のある家
壺井 栄
Leggi 柿の木のある家 (かきのきのあるいえ) di 壺井 栄 (つぼいさかえ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 15.460 caratteri · 32 schermate
おばあさんの話をきくと、なるほどそれはほんとにかわいく、ほんとにめでたく、ほんとにうれしいことがわかってきました。そして早くそのふたごの弟を見にゆきたいと思いました。それをおばあさんに告げると、おばあさんはかまどに新しいまきをくべながら、
「まあ待った、待った。おかあさんは一ぺんに二度のお産をしたので、くたびれて今ねむったばかりじゃ。しずかにねかしてあげなくちゃ。今に赤ん坊が泣き出したら目をさますからのう。」
二人はおとなしくうなずき、水を汲むのも、顔を洗うのも、まるでないしょごとのように気をくばりました。納戸ではおかあさんも赤ん坊も、よくねむっているらしく、物音一つきこえません。二人は見にゆきたいのをじっとがまんして、朝の食事をはじめました。すると、急に赤ん坊が泣き出し、それでおかあさんも目をさましたようです。二人は立ち上って、おりをうかがうように、おばあさんをみました。おばあさんが、あいずのようにうなずいたので、そのあとについて、納戸へはいってゆきました。一つのねどこに並んでねかされている赤ん坊が、まっ先に目につきました。小さい赤ん坊です。じっとその方を見ていると、おかあさんは、急に色の白くなったような顔に、笑いをうかべて、