Classici giapponesi con furigana
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しょくぶつちしき
植物知識
牧野 富太郎
Leggi 植物知識 (しょくぶつちしき) di 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 43.784 caratteri · 86 schermate
バナナ
そしてその味は夏蜜柑ほど酸っぱくなくて甘味を有している。これは四、五月ごろに市場に現れ、サマー・オレンジと称している。この品は田村氏がはじめて見いだしたので、一に田村蜜柑とも呼んでいる。
「ミカンの図」のキャプション付きの図
ミカンの図
バナナ
元来バナナ(Banana)はその実のできるミバショウ(学名は Musa paradisiaca L. subsp. sapientum O. Kuntze)の名であるが、日本民間でふつうにバナナというと、その実(果実)を指して呼んでいる。しかし西洋でも同様にその実をバナナといっていることもないではないが、これを正しくいうならバナナの実と呼ぶべきである。
さて、果実としてのバナナは元来そのいずれの部分を食しているかというと、実はその果実の皮を食しているので、これはけっして嘘の皮ではなく本当の皮である。もしもバナナにこの多肉質をなした皮がなかったならば、バナナは果実としてなんの役にも立たないものである。幸いにも多肉質の皮が存しているために、これが賞味すべき好果実として登場しているのであるが、しかしこの委曲を知悉していた人は世間に少ないと思う。