Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
と云って少しも構いませんから、隣近所から恵んでくれる食物(たべもの)で漸(ようや)く命を繋(つな)いで居ります。或日の事、おあさが留守だから隣にいる納豆売の彦六(ひころく)が握飯(むすび)を拵(こしら)えて老母の枕許(まくらもと)へ持って来て、
彦「御隠居さま、長らく御不快で嘸(さぞ)お困りでしょう、今お飯(まんま)を炊いた処が、焦(こげ)が出来たから塩握飯(しおむすび)にして来ましたからお食(あが)んなさい」
母「有難うございます、あなた様、彼(あれ)が私を※(ほし)殺そうと思って邪慳(じゃけん)な奴でございます、藤原も彼(あ)んな奴ではございませんでしたが、此の頃は馴合(なれあ)いまして私を責め折檻(せっかん)致します、余(あんま)り残念でございますから駈け出して身でも投げたいと思っても足腰が利かず、匕首(あいくち)を取出して自害をしようと思いましても、私の匕首までも質に入れてございません、舌を食い切って死のうと思っても歯はございませんし、こんな地獄の責(せめ)はございませんから私は喫(た)べずに死にます」
彦「そんなことを云ってはいけません、さアお食(あが)んなさい」