Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
阿「どうも勝って来たものだから直(すぐ)に附込(つけこ)んで来る、どうも敵に後(うしろ)を見せる訳にもいかぬから遣りましょう」
とそれからパチリ/\と遣りますと紀伊國屋が勝ちます。
阿「此度(こんど)は倍賭けで二両で」
と出ると又紀伊國屋が勝つ。又四両八両と云うので段々大きくなり十両が二十両となり幾度(いくたび)遣っても阿部が負ける。
友「もういけませんよ」
阿「ウーン紀伊國屋、まア其処(そこ)へ置きな、遣らぬではない、遣るが残念だから一時(いちどき)に思い切って五十両賭(がけ)と為(し)よう」
蟠「阿部大層大形(おおぎょう)になったな、そう腹を立ってはいかぬ」
阿「いや余り残念だから、紀伊國屋逃げてはいかぬ」
友「逃げやアしませんが、お気の毒様です、阿部様の五十両を唯頂戴致しますと恐入(おそれいり)ますからな」
阿「唯なんてそう云うことを云うから残念だと云うので」
と又遣ると今度はたった二目の違いで紀伊國屋が負けました。
友「さア遣られました」
蟠「どうした負けたか」
友「負ける碁ではないが二目の違いで負けました、残念です」
蟠「紀伊國屋は先に勝ったから宜しい、今度は負(まけ)ずにやれ」