Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
庄「どうか其のお薬を頂戴したいもので」
忠「直ぐに今日入っしゃい、後(おく)れてはいけません、手前お暇(いとま)申す、後れてはいけませんよ、一時を争うから」
庄「誠に有難うございます」
と上りはなまで送って参りました。阿部忠五郎はまんまと首尾よく往ったと思って振り返り/\行(ゆ)く。此方(こちら)では、
ま「お父様(とっさま)、おいでなすったら宜しゅうございましょう、私がお附き申しましょうか」
庄「いや/\仔細ない、微(かす)かに見えるから心配には及ばぬ」
と出掛けましたが、衣類は見苦しゅうございます、帯は真(しん)が出て居りますが、たしなみの一本を差しまして、深編笠(ふかあみがさ)を冠(かぶ)って早稲田へ尋ねて行(ゆ)くと、鴨川壽仙は山の宿(しゅく)へ越したと云われてがっかり致しましたが、早稲田は遠路のことであるが、これから山の宿へ頼みに行(ゆ)くのは造作もない、此の次は来月二日であるかと云いながら、神楽坂(かぐらざか)まで来ると、車軸を流すようにざア/\と降出(ふりだ)して雨の止む気色(けしき)がございませんから、蕎麦屋(そばや)へ這入って蕎麦を一つ食べて凌(しの)いで居ります。