Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
蟠「フーン、つい此の間廿金やった上に、又三十金というのでお前の云う通り五十両からやってある」
忠「それは存じて居ります、再度お手数(てかず)を掛けて、こんなことを申し上げるのではございません、拠(よんどころ)ない訳で一時(いちじ)のことで、九月……遅くも十月までには御返金致します、これは別に御返済致します」
蟠「フン/\、今手許に金がない、お前にも穗庵にもやってある」
忠「お貸し下さらぬか」
蟠「はい」
忠「宜しゅうございます、無理に拝借致そうという訳ではございませんが、先生拝借を願います、足元を見て申上げるように思召(おぼしめ)すか知りませんが、左様な訳ではありません、此の度(たび)は困るからでございますが、手前共のような者でお役には立ちますまいが、手前にこうしてくれぬかという時は先生に御懇命を蒙(こうむ)って居りますから嫌(いや)とは申しません、はいと申します、事露顕致せば命にも係わることでもいやとは申しません、義理というものは仕方がございません、手前も義理だから先方に貸してやらなければならぬ、出来なければ仕方はございませんが、彼(あ)の時命懸けの事をして、其の上ならず貞宗の刀がお手に入(い)れば二百金ぐらいのものがあります、お金が出来なければ其の刀を拝借して質に入れましょう」