Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
所ばかり歩いて来ますが、ヒョロリ/\として彼方(あっち)へ寄ったり此方(こっち)へ寄ったり、ちょうど橋詰まで来ると、此方から参ったのは剣術遣(つか)いのお弟子と見えて奴(やっこ)蛇(じゃ)の目(め)の傘をさして来ましたが、其の頃町人と見ると苛(ひど)い目に合わせます者で、
士「さア除(ど)け/\素町人(すちょうにん)除け」
と云うから見ると士(さむらい)だから慌てゝ除(よ)けようと思うと、除ける機(はずみ)にヒョロ/\と顛(ころが)ります途端に、下駄の歯で雪と泥を蹴上(はねあ)げますと、前の剣術遣いの襟(えり)の中へ雪の塊が飛込みましたから、
士「あゝ冷たい、なんたる奴だ、あゝ冷たい/\、これ町人倒れたぎりで詫を致さんな、無礼至極な奴だ、何(なん)と心得る、返答致せ」
と云われ漸(ようや)く頭を挙げて向うを見てもドロンケンだから分りません。
商「誠に大変酔いまして、エー何(なん)とも重々恐れ入りやした、田舎者で始めて江戸へ参(めえ)りやして、亀井戸(かめいど)へ参詣して巴屋で一杯(ぺい)傾けやした処が、料理が佳(い)いので飲過ぎて大酩酊(おおめいてい)を致し、足元の定(さだま)らぬ