Classici giapponesi con furigana
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かはくれいじょう
河伯令嬢
泉 鏡花
Leggi 河伯令嬢 (かはくれいじょう) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 33.763 caratteri · 68 schermate
戸のお札をさえ見掛けての御難題、坊主に茶一つ恵み給うも功徳なるべし、わけて、この通り耳も疎し、独旅の辿々しさもあわれまれよ。)と痩法師が杖に縋って、珠数まで揉みながら、ずッと寄ると――ついと退く。……端折った白脛を、卯の花に、はらはらと消し、真白い手を、衝と掉って押退けるようにしたのです。芋を石にする似非大師、むか腹を立って、洗濯もの黒くなれと、真黒に呪詛って出た!……
(ああ、われこそは心頑に、情なく邪慳無道であったずれ。耳うときものの人十倍、心のひがむを、疾なりとて、神にも人にも許さるべしや。)と追つけ、慚愧後悔をするのです。
能登では、産婦のまだ七十五日を過ぎないものを、(あの姉さんは、まだ小屋の中、)と言う習慣のあるくらい、黒島の赤神は赤神様と申して荒神で、厳く不浄を嫌わるる。社まわりでは産小屋を別に立てて、引籠る。それまではなくても、浦浜一体にその荒神を恐れました。また霊験のあらたかさ。可心は、黒島でうけた御符を、道中安全、と頭陀袋にさしていた。
とんでもない。……女が洗っていたのは、色のついた、うつ木の雪の一枚だったと言うのです。
振返って、一睨み。