Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かはくれいじょう

河伯令嬢

泉 鏡花

Leggi 河伯令嬢 (かはくれいじょう) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 33.763 caratteri · 68 schermate

Aozora Bunko

「おもいの外、瓜吉(渾名をいう)は暢気だぜ。」

皆云っていたが、小山夏吉は帰らない。

なお手紙によると、再び可心寺に詣でた時は、和尚は、あれから直に亡くなって、檀を開くのに、村の人たちが立会った。――無住だった――というから。

お優さんの骨――ばかりでなく、霊に添って、奥の庵を畠に、瓜を造っているのだろう。本懐であろう。

蛙の唄をききながら、その化けた不良性らしい彼の女等を眷属にして。……

あとでも、時々、瓜は市場に出た。が、今は他のものを装る器具でない。瓜はそのまま天来の瓜である。従って名実ともに鏨は冴えた、とその道のものは云った。が惜しいかな――去年の冬、厳寒に身を疼んで、血を咯いて、雪に紅の瓜を刻んだ。

昭和二(一九二七)年五月