Classici giapponesi con furigana
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うきぐも
浮雲
二葉亭 四迷
Leggi 浮雲 (うきぐも) di 二葉亭 四迷 (ふたばていしめい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 112.980 caratteri · 222 schermate
「エ御免にお成りだとエ……オヤマどうしてマア」
「ど、ど、どうしてだか……私にも解りませんが……大方……ひ、人減らしで……」
「オーヤオーヤ仕様がないネー、マア御免になってサ。ほんとに仕様がないネー」
ト落胆した容子。須臾あッて、
「マアそれはそうと、これからはどうして往く積だエ」
「どうも仕様が有りませんから、母親にはもう些し国に居て貰ッて、私はまた官員の口でも探そうかと思います」
「官員の口てッたッてチョックラチョイと有りゃアよし、無かろうもんならまた何時かのような憂い思いをしなくッちゃアならないやアネ……だから私が言わない事ちゃアないんだ、些イと課長さんの所へも御機嫌伺いにお出でお出でと口の酸ぱくなるほど言ッても強情張ッてお出ででなかッたもんだから、それでこんな事になったんだヨ」
「まさかそういう訳でもありますまいが……」
「イイエ必とそうに違いないヨ。デなくッて成程人減らしだッて罪も咎もない者をそう無暗に御免になさる筈がないやアネ……それとも何か御免になっても仕様がないようなわりい事をした覚えがお有りか」
「イエ何にも悪い事をした覚えは有りませんが……」