Classici giapponesi con furigana
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
Leggi 渡良瀬川 (わたらせがわ) di 大鹿 卓 (おおしかたく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 280.528 caratteri · 557 schermate
「まずこの毒は平日は川の底に沈んでいるのですが、これが一朝大雨のために一時に洪水を致しますと、水の勢が沈んでいる泥を波でおだって、毒水になって流れてくる。この泥水が流れたあとに泥をおくと、その泥には悉く毒をふくんでいるのである。それ故以前には水揚場と称してこの泥を冠ると泥が培養になったのだが、近頃はこの泥の一寸でも五分でも何ほどでもおかれたところは作物ができないようになった。植物においてもかくのごとく、衛生においてもかくのごとくなるものを昨年まで構わずおきました。これを議場で質問したところが、農商務大臣、これに答えた。その答の要領は二つ。一はまだ試験の成績がよくわからない。なんの害かわからない、或は他に原因もあるだろう、まだ調べ中だという。またもう一つは、毒を防ぐ器械を買った、二十台すえつけた、これから準備して毒の流れないようにするつもりであるという妙な答弁でござります。なにしろ自家撞著な答弁である。自家撞著でもなんでもよろしいとして、昨年十二月八日医科大学の丹波敬三氏が群馬県の水利土功会でなした報告にも、またその後本年二月農科大学の古在由直、長岡宗好両氏がふるって調査して栃木県で出版した報告にも、それぞれその害毒は足尾銅山にありというを憚らずといい、足尾銅山桃岩水の渡良瀬川に入るもの有毒物を含有すること