Classici giapponesi con furigana
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まんかんところどころ
満韓ところどころ
Leggi 満韓ところどころ (まんかんところどころ) di Natsume Sōseki (夏目 漱石) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 74.601 caratteri · 148 schermate
器械水雷なぞになるとこの近海に三千も装置したのだそうだ。
じゃ今でも危険ですねと聞くと、危険ですともと答えられたのでなるほどそんなものかと思った。沈んだ船を引揚げる方法も聞いて見たが、これは委しく覚えている、百キロぐらいな爆発薬で船体を部分部分に切り壊して、それを六吋の針金で結えて、そうして六百噸のブイアンシーのある船を、水で重くした上、干潮に乗じて作事をしておいて、それから満潮の勢いと喞筒の力で引き揚げるのだそうだ。しかし我々が眺めていた時は、いつまで立っても、何も揚って来そうになかった。
港の入口は左右から続いた山を掘り割ったように岸が聳えていて、その上に砲台がある。あすこから探海灯で照らされると、一番困る。まるで方角も何も分らなくなってしまうと河野さんが高い処を指さした。
やがて小蒸気は煙りを逆に吐いて港内に引返した。戦闘艦が並んで撃沈されたという前を横に曲ってまた元の石垣の下へ着いた。向う岸には戦利品のブイや錨がたくさん並んでいる。あれで約三十万円の価格ですと河野さんが云った。門の出口には防材の標本が一本寝かしてあった。その先から尖った剣のようなものが出ていた。