Classici giapponesi con furigana
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とうだいき
灯台鬼
大阪 圭吉
Leggi 灯台鬼 (とうだいき) di 大阪 圭吉 (おおさかけいきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 13.718 caratteri · 27 schermate
ね。といっても、このしめり工合じゃあ、まさか山の中のものじゃないし、どうだい、こうしている間に、ちょっとこの下のしぶきのかかりそうな波打ち際を散歩してみないかい」
というわけで、やがてわたし達は、灯台の根元の波打ち際へ降り立った。
そこでは、闇の外洋から吹き寄せる身を切るような風が、磯波の飛沫とガスをいやというほどわたし達に浴びせかけた。けれどもすぐにわたし達は、塔の根元の一番烈しい波打ち際の一段高くそびえた岩の上で、おなじような岩片が飛沫にぬれていくつも転がっているのを、ほとんど手さぐりで発見した。
ところがはからずもわたしは、おなじ岩の上で、わたしの足元から、岩の裂け目をクネクネと伝わって、一本の太い綱が、波打ち際から海の中へ浸っているらしいのを、拾い上げた。はてな? と思って引っ張って見ると、ずるずると出てくる。いい気になって手繰りよせる。なかなか長い。やがてその先端がきたかと思うと、妙なことに、そこにはまた別の、今度はずっと細い紐の先がしっかり撚りつけてある。引っ張る。ところがこれがまたおなじようになかなか長い。やっと全部手繰り終ったわたしは、