Classici giapponesi con furigana
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むざん
無惨
黒岩 涙香
Leggi 無惨 (むざん) di 黒岩 涙香 (くろいわるいこう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 27.602 caratteri · 56 schermate
訳で誰に殺されたか少しも手掛りが無い」谷間田は例の茶かし顔にて「ナニ手掛は有るけれど君の目には入らぬのだ何しろ東京の内で何家にか一人足らぬ人が出来たのだから分らぬと云う筈は無い早い譬えが戸籍帳を借りて来て一人/\調べて廻れば何所にか一人不足して居るのが殺された男と先斯う云う様な者サ大鞆君、君は是が初めての事件だから充分働いて見る可しだ、斯う云う六ヶしい事件を引受けねば昇等は出来ないぜ(大鞆)夫りゃ分ッて居る盤根錯節を切んければ以て利器を知る無しだから六かしいは些とも厭ヤせんサ、けどが何か手掛りが無い事にや―先ア君の見た所で何の様な事を手掛と仕給うか(谷)何の様な事と、何から何まで皆手掛りでは無いか第一顔の面長いのも一ツの手掛り左の頬に痣の有るのも亦手掛り背中の傷も矢張り手掛り先ず傷が有るからには鋭い刃物で切たには違い無い左すれば差当り刃物を所持して居る者に目を附けると先ア云う様な具合で其目の附所は当人の才不才と云う者君は日頃から仏国の探偵が何うだの英国の理学は斯だのと洋書を独りで読んだ様な理屈を並べるから是も得意の論理学とか云う