Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ぼたんどうろう ぼたんとうき

牡丹灯籠 牡丹灯記

田中 貢太郎

Leggi 牡丹灯籠 牡丹灯記 (ぼたんどうろう ぼたんとうき) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 10.676 caratteri · 22 schermate

Aozora Bunko

一月あまりして袞繍橋に住んでいる友人の許へ往って酒を飲み、酔って帰ったが魏法師の戒を忘れて湖心寺のほうの路から帰って来た。そして、寺の門の前へ往ってみると、金蓮が出ていて、「娘子久しく待つ、何ぞ一向薄情是の如くなる」と、云って遂に喬生と倶に西廊へ入って暗室の中へ往くと、彼の女が坐っていて喬生をせめ、その手を握って柩の前へ往くと、柩の蓋が開いて二人を呑んでしまった。喬生の隣家の老人は喬生が帰らないので、あちらこちらと尋ねながら湖心寺へ来て、暗室へ往ってみると柩の間から喬生の衣服の裾が微に見えていた。で、僧に頼んで柩をあけてもらうと、喬生は女の髑髏と抱きあって死んでいた。

これが牡丹燈籠の原話の梗概であるが、この原話は寛文六年になって、浅井了意のお伽婢子の中へ飜案せられて日本の物語となり、それから有名な円朝の牡丹燈籠となったものである。

伽婢子では牡丹燈籠と云う題になって、場所を京都にしてある。五条京極に荻原新之丞と云う、近き比妻に後れて愛執の涙袖に余っている男があって、それが七月十五日の精霊祭をやっている晩、門口にたたずんでいると、二十ばかりと見える美人が十四五ばかりの女の童に美しき牡丹花の燈籠を持たして来たので、魂飛び心浮かれて後になり前になりして跟いて往くと、女の方から声をかけたので、己の家へ伴れて来