Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 374.755 caratteri · 745 schermate
この頃は、私もまるでサラリーマン。夕飯前かえって来て、一風呂あびて、夕飯たべると、ああとつかれが出て、夜は十時が待ちどおしい有様です。馴れなかったし。いろいろの意味で。眠くて眠くて。
きょうは日曜日で、国男もおり、咲枝もまだ痛くならないで在宅。太郎、下で友達を三人つれて来て遊んで居ります。一日うちにいられるのがうれしくて、きょうは私は主として二階暮し。この次の火、木、土(二十九日)で八月十五日ごろまで休みです。仕事の都合ではじめの火曜日だけは休講にしようかとも、考え中です。図書館に行くひまがないので。『文芸』の締切りは早いから、三日か四日ですから。読むべきものがうんとあるし。
本当に咲枝のおなか、いつでしょうね、二十七八日ときめているのですって、自分では。人間の赤坊は二百八十日はおなかのなかにいる由。でも又自然は微妙なものだから二百八十日をどこから起算するかが、一応わかっているが、現実の場合には千差万別で、やはり正確になんか行かないのがあたり前の由。それはそうでしょうね。或日から二百八十日と云ったって、それはあらましで、何もその日に受胎したとは分らないのだから。