Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 215.557 caratteri · 426 schermate
男の中の男がうち込んで愛し得る男であり、ワレンシュタインがケプラーの例のない真情の表現に対し、心をひらき、自分は旧教の皇帝を擁立しながらプロテスタントのケプラーに指をささせなかった所以も肯けます。
あんなにごたつき、血腥くても、その時代には未だ人物は人物を見出すよろこびをもち得ていたのでした。ケプラーは巨大であり、あの時代は巨大な渾沌でした。
私は自分がルネッサンスについて今まで皮相的にしか知らず、ドイツの歴史なんか全く知っていないことを痛感します。ゲーテのもちあげられる理由も、そういうドイツの歴史をかえりみれば、よくわかるのでしょうね。文化上の、ルーテル以後の旗じるしが、入用だし、心から欲求されたのでしょう。
ザイレはどういう作家でしょう。ツワイクと比較しておのずから感じるところは、ツワイクがあの敏感さをもってアントワネットやフーシェをテーマとして選んだ傾向、そのテムペラメントの本質の色調と、この作家が、万一一生にこの作一つしかないにしろ、ケプラーを捉えたということの、絶対のちがいが面白いと思います。ツワイクがオースタリーの出生であり、この作家はドイツの作家というちがいが、決定する以上の意味があります。