Classici giapponesi con furigana
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しろばなのあさがお
白花の朝顔
泉 鏡花
Leggi 白花の朝顔 (しろばなのあさがお) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 30.880 caratteri · 62 schermate
……その用意で、その癖ひょろりと脊が高い。ねばねばと優しい声を、舌で捏ねて、ねッつりと歯をすかす、言のあとさきは、咽喉の奥の方で、おおんと、空咳をせくのをきっかけに、指を二本鼻の下へ当てるのです。これは可笑しい。が、みつくちというんじゃありませんが、上唇の真中が、ちょっと歯茎を覗かせて反っているのを隠すためです。言語、容体、虫が好かなくって大嫌い。もっともそれでなくっても、上野の山下かけて車坂を過ぐる時※ば、三島神社を右へ曲るのが、赤蜻蛉と斉しく本能の天使の翼である。根岸へ入っては自然に背く、という哲人であったんですから、つい近間へも寄らずにいました。
郷里――秋田から微禄した織物屋の息子ですが、どう間違えたか、弟子になりたい決心で上京して、私を便って、たって大野木宗匠を師に仰ぎたい、素願を貫かしてもらいたい、是非、という頼みです。
頼まれた。……頼まれたものは仕方がない。しかも、なくなった私の父がこの織物屋に世話になった義理がある……先生の内意も伺った上……そこで大野木をたずねたのですが、九月末、もう、朝夕は身にしみますのに、羽織は衣がえの時から……質です。