Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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もうじんどくしょう

盲人独笑

太宰 治

Leggi 盲人独笑 (もうじんどくしょう) di Dazai Osamu (太宰 治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 10.171 caratteri · 21 schermate

Aozora Bunko

(越天楽)を合はせけるに、おわるやいなや、なりものを、いつさい、なげてければ、のこらずくだけたり。また、もひとつ、つぎはぎのゆめを見た、ぬすびとの、わきざしを持ち、にかいへあがる、ころものそで、はしごにかかり、つぎに、ざいた(座板)ふみ落す、ここわなにかと問へば、たばこをだす、あな、と言ふ、したには、くわじ(火事)なかば、琴のいとをしめて、かへるといへば、たけだの仁吾が、だいかぐらを、つれてくる、見ておかへりなされといふ、なにがなにやら、わからぬゆめであつたと、いへば、おてるわ、ころげてわらつた。また、十五六七八くらゐの、むすめを、ゆめに見たといへば、どんな着ものを、とすぐに問ふなり。もうじんには、いろわ、わからぬなれども、さむき着ものであつたから、あを(青)であらうといへば、おてるわ、かんしんした。

○同二十五日。あめもふる。ひもてる。きつねの、よめいりか。

同断中略。

○七月六日。たなばたの、うたにとて、よむ。

ひととせに。こよいあうせの。あまのかわ。わたらばいまや。水まさるらん。

あわぬが、よい。

○同七日。かねてたのみし、ひとの、かへられければ、さてさて、つまらぬ。