Classici giapponesi con furigana
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まひるのおばけ
真昼のお化け
小川 未明
Leggi 真昼のお化け (まひるのおばけ) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 7904 caratteri · 16 schermate
と、大きな声で答えました。
勇吉は、ちょっと目を光らして、頭をかしげたが、
「ちがうよ、ばったは、泳ぎはしないよ。」と、朗らかに、笑ったのです。
「僕、わからないから教えて。」
とうとう、光一は、降参しました。
「えびさ。きょう僕、学校で理料の時間にならったんだよ。光ちゃんもえびはよく知っているだろう。けれど、そう聞くと不思議と思わない? 僕、えびをおもしろいと思ったんだ。かぶとむしなんかより、えびのほうがずっとおもしろいと思ったんだよ。あした、川へびんどを持っていって、小さなえびを捕ってきて、びんの中へ入れてながめるのだ。」と、勇吉は、おもしろいことを発見したように、いいました。
学校では、一年上の勇吉のいうことが、なんとなく光一にまことらしく聞こえて、珍しいものに感じられました。自分も来年になれば、やはり理科で同じところを習うのだろう、そうしたら、かぶとむしよりもえびがおもしろくなり、えびよりはもっとおもしろいものがあることに気づくかもしれないと思いました。すると、急にこの大きな自然が、貴い、美しい、輝く御殿のごとく目の中に映ったのです。
「光ちゃん、僕、えびをとってきたら、どんなびんの中へ入れると思う? 僕すてきなことを発明したんだよ。