Classici giapponesi con furigana
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はいたい
胚胎
宮本 百合子
Leggi 胚胎 (はいたい) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 27.077 caratteri · 55 schermate
学問のある人も徳の高い僧侶もそれが乙女の持ってまいった四季毎に色の変る石を倉の奥等へしまい込んで置いたのが、祟ってじゃと気づくものがなかったのでその人は死なねばならぬ様になったのじゃと申す事での。
王 面白い話じゃ。
したがのう、わしは三日前に使者の身なりと料紙だけはまことに見事な手紙をうけとったのじゃ。
法 中実は?
王 まことにはや年寄った女子の背むしなのより見にくいものでの。
小姓に申しつけて直ぐ裂いてしまって燃してしもうたほどじゃ。
その見にくい手紙を書き記いたものも人並に眼が二つで耳まで口がさけて居らなんだが不思議じゃ。
法 その願うた事を貴方はお許しなされるか、
それとも打首かさらしものかにでもなされるかの、その憎い奴めを……
王 悪いと申すさえまだ言葉が上品なほどじゃ、
ならぬと申すさえまだにぶいのじゃ。
法 いかい事、気におとめなされてじゃ。
幾日ほどお考えなされたの、
にくい奴をどう処分しようとな。
王 一っ時じゃ、ただの――
一つ事を一日以上考えて居るのは大脳を神からよう授からなんだものの致す事での。
世間でわしは賢明じゃと申す通りの頭を持って居るのじゃ。