Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ぶま
舞馬
牧 逸馬
Leggi 舞馬 (ぶま) di 牧 逸馬 (まきいつま) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7843 caratteri · 16 schermate
「困るなあ、困るなあ」
「なら、なぜ困るようなことをしたんだ?」
「何を? 何だと? なぜ困るようなことをした? どこを押せばそんな音が――この――」
「およしよ、もすさん、そんなに飲むの」
「いいじゃねえか。おらあ今夜飲んで飲んで――」
「何だい、そんな顔してあたしを白眼んでさ。どうしようっての。あたしを殺す気なの?」
「ふん、だ!」
「あたしは殺されてもいいけれど、おなかの子はお前んじゃないからね。親方んだからね」
「知ってますよ。はいはい、わかってますよ」
「もすさん、もっとこっちへお寄り」
「赤えかい、顔、おれの」
「色男! もっとこっちへお寄りってば」
「嫌だ――こうかね」
「もすさん、ふふふ、お前とんだ子供だねえ」
「知らねえよおらあ、そんなこと」
「いいじゃないか」
「親方は?」
「知らねえよおらあ、そんなこと。はははは」
「何とか言ってらあ――」
茂助はてれてこう言った時、植木屋だけにちょっと洒落た柴折戸をあけて、売物の植木が植わっているなかを、家のほうへ歩いてくる下駄の跫音がした。特徴のある、引きずるような歩調が、峰吉の帰ってきたことを知らせていた。
「あ! 親方だよ」