Classici giapponesi con furigana
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はですがたまんねんわかしゅ
艶容万年若衆
三上 於菟吉
Leggi 艶容万年若衆 (はですがたまんねんわかしゅ) di 三上 於菟吉 (みかみおときち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 33.800 caratteri · 67 schermate
世の常の人々は、みにくい姿に生れたために若さが却って悩みとなり、生の歓びを知らぬ間に、年を重ね、灰いろの憂いに生きて憂いに死ぬのだ。それに比べてそなたこそ、どんなに幸福かわかりはせぬ」
けれども、呉羽之介の耳には、そうした言葉ははいらぬように見えました。
「ああ、私はこの絵すがたが羨やましい、此れはいつまでも美くしいのじゃ。もう何年かかった後、老に萎れた私のすがたを、この絵すがたが眺めたなら、どんなに嘲けり嗤うことだろう。おお、どうぞしてこの絵すがたと此の身とが、所を換えて年を取り、此の身がとわに常若に、此の絵すがたがこの身のかわりに、老いさらぼうて呉れたなら――おお、そうだ、若しこの事が出来るなら、此の身のかわりに此の絵すがたが老いてゆき、此の身がとわに若々しく、世に美くしくながらえることが出来るなら、未来は地獄の血の池に逆しまに落ちようとまま! あわれ日本、天竺、唐、あらゆる神仏――たとえ邪教の神にまれ、または悪魔悪鬼にまれ、若しこの事を叶えてくれたら、永劫未来後の世はお主の僕となって暮そう、火の山、針の林へもよろこんではいるであろう――」
「これこれ、呉羽之介どの、そなたは何を申すのじゃ」