Classici giapponesi con furigana
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そうもくちゅうぎょ
艸木虫魚
薄田 泣菫
Leggi 艸木虫魚 (そうもくちゅうぎょ) di 薄田 泣菫 (すすきだきゅうきん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 114.254 caratteri · 226 schermate
潔癖
1
道の片側には、夜露を帯びた雑草の葉が茂り合い、その蔭をあるかないかの水がちょろちょろと流れていた。遠い海への長旅に絶えず気をとられている鰻は、私たちの気づかないうちに、いつの間にか草をもぐって、そのなかに滑り込んだらしかった。
「まあ、よかった。」
私は口のなかでそういった。そしてあの粘り強い生命の力さえ失わなかったら、ちっとやそっとの傷はあっても、それはすぐに癒えついて、自分に負わされただけの旅の役目は、きっとしおおせるだろうと思った。
私たちはまた夜道を急いだ。
潔癖
1
「自分の描く竹は、唯もう胸の逸興を写しただけで、葉や枝の恰好がどうかということはあまり詮議しない。麻としようが、蘆としようが、それは見る人の勝手だ。」
竹を描く度にこういった元の倪雲林は、竹が好きだっただけに、竹によく似た魂のすがすがしさと潔癖とを持っている画人だった。
その潔癖といえば、まるで病気かと思われるほどひどいもので、いつも水を盛った盥を側において、自分にも日に幾十度となく顔を洗い、手を濯ぎ、偶に訪ねて来る客人にも、座敷に通る前に、一々手を洗わせなければ承知しなかったものだ。