Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
九谷正助、菊橋九郎左衞門、年寄役村方で九の字の附いた人を合せて十八人集めまして、結構な御馳走を致し、善い道具ばかり出して、頻りに自慢を致します事で、実に名器ばかりゆえ、客は頻りに誉めます。此の日道具係の千代は一生懸命に、何卒無事に役を仕遂せますようにと神仏に祈誓を致して、皿の毀れんように気を附けましたから、麁相もなく、彼の皿だけは下ってまいります。自分は蔵前の六畳の座敷に居って、其処に膳棚道具棚がありますから、口分をして一生懸命に油汗を流して、心を用い働いて、無事に其の日のお客も済んで、翌日になりますと、作左衞門が、
作「千代」
千「はい」
作「昨日は大きに御苦労であった、無事にお客も済んだから、今日は道具を検めなければならん」
千「はい、お番附のございますだけは大概片付けました」
作「うむ、皿は一応検めて仕舞わにゃならん、何かと御苦労で、嘸骨が折れたろう」
千「私は一生懸命でございました」
作「然うであったろう、此の通り三重の箱になってるが、是は中々得難い物だよ、何処へ往ったって見られん、女で何も分るまいが、見て置くが宜い」
千「はい、誠に結構なお道具を拝見して有難い