Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
事はない、おち/\土用干も出来ずにしまったが、そろ/\もう綿入近くなったので、早く綿入物を直しに遣らなければならない、それに袷も大分汚れたから、お襟を取換えて置かなければなるまい」
定「左様でございます、矢張旦那様がお忙しくって、日々御出勤になりましたり、夜もお帰りは遅し、お留守勝ですから夜業が出来ようかと存じますが、何だか矢張りせか/\致しまして、なんでございますよ、御用が段々遅れに遅れてまいりました」
村「あの今日はお明番だから、大概お帰りだろうとは思うが、一時でも遅れると又案じられて、お上がお悪いのではないかと、何だか私は気が落着かないよ、旦那のお帰り前に御飯を戴いてしまおうか」
定「何もございませんが、いつもの魚屋が佳い鰈を持ってまいりました、珍らしい事で、鰈を取って置きました」
村「然うかえ、それじゃアお昼の支度をしておくれ」
定「畏まりました」
と是から午飯の支度を致して、午飯を喫べ終り、お定が台所で片附け物をして居ります処へ入って来ましたのは、茶屋町に居りますお縫という仕立物をする人で、好くは出来ないが、袴ぐらいの仕立が出来るのでお家中へお出入りをいたしている、独り暮しの女で、