Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate

Aozora Bunko

事だのう」

權「有難い事は有難いけんども、私ゃア無一国な人間で、忌にお侍へ上手を遣ったり、窮屈におっ坐る事が出来ねえから、矢張胡坐をかいて草臥れゝば寝転び、腹が空ったら胡坐を掻いて、塩引の鮭で茶漬を掻込むのが旨えからね」

作「其様ことを云っては困る、是非承知して貰いたい」

權「兎に角母にも相談しましょう、お千代は否と云いますめえが、お母も有りますし、年い老っているから、貴方から安心の往くように話さんじゃア承知をしません、だから其の前に私がお役人さまにも会って、是れだけの者だがそれで勤まる訳なら勤めますとお前さまも立会って証人に成って、三人鼎足で緩くら話しをした上にしましょう」

作「鼎足という事はありませんよ、宜しい、それではお母には私が話そうから、直に呼んだら宜かろう」

とこれから母を呼んで段々話をしましたが、もと遠山龜右衛門という立派な侍の御新造に娘ゆえ大いに悦び、

母「お屋敷へお抱えに成るとは此の上ない結構な事で」

と早速承知を致しましたので、是れからお抱えに成りましたが、私は頓と心得ませんが、棒を持って見廻って歩き、大した高ではございません、十石三人扶持、御作事方賄い役と申し、少禄では有りますが、段々それから昇進致す