Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
千「私も実は左様思っているの、それに就いて少しお前に相談があるからお母さまへ共々に願っておくれな、私が其のお薬を買うだけの手当を拵えますよ」
丹「拵えるたって無いものは仕様があんめえ」
千「そこが工夫だから、兎も角お母さまの処へ一緒に」
と枕元の屏風を開け、
千「もしお母様、二番が出来ましたから召上れ、少し詰って濃くなりましたから上り悪うございましょう、お忌ならば半分召上れ、あとの滓のあります所は私が戴きますから」
母「此の娘は詰らんことを云う、達者な者がお薬を服べて何うする、私は幾ら浴るほどお薬を飲んでも効験がないからいけないよ、私はもう死ぬと諦らめましたから、お前其様に薬を勧めておくれでない」
千「あら、またお母さまはあんな事ばかり云っていらっしゃるんですもの、御病気は時節が来ないと癒りませんから、私は一生懸命に神さまへお願掛けをして居ますが、あなた世間には七十八十まで生きます者は幾許も有りますよ」
母「いゝえ私は若い時分に苦労をしたものだからの、それが矢張り身体に中っているのだよ」
千「あの爺やが参りましたよ」
母「おゝ丹治、此方へ入っておくれ」