Classici giapponesi con furigana
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おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
Leggi 落穂拾い・犬の生活 (おちぼひろい) di 小山 清 (こやまきよし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 239.741 caratteri · 486 schermate
そう固く出られると、僕にしてもつい肝に銘じてと云わざるを得ないだろ。そこのところは、やんわりと、そんなお噂があるようですが、位に止めるのが文章術というものだ。君だって見たとこまだ嫁入り前らしいじゃないか。あまり活溌な口をきくのは止め給え。代議士にはなれるかも知れぬが、嫁に貰い手がなくなるぞ。僕はほかのことは知らないが、散文に関しては、ほんの少しだが解る気がするんだ。なんだ失敬な、女の癖に。僕はなにも自己弁解をしているのじゃない。また君を攻撃しているわけでもない。言葉の術に就いて少しく発明したるところを、君に伝授しているんだ。君もそのつもりで傾聴しなければならない。僕は散文に関しては少し解る気がするんだ。勿論自分のことは棚に置いてだが。いや、それもひょっとすると己惚れかも知れぬ。君は嫁入り前、これは解る、いや、なにを云っているのだ、ああ、僕は駄目だ、なにも知っちゃいないのだ、なにも解らないのだ、もう、僕の云うことを、一言も信ずるな。」
これなん、太宰先生得意のしどろもどろ調。ヤンガー・ゼネレエション拍手喝采というところであるが、発声撮影でないのが遺憾の極み。