Classici giapponesi con furigana
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がもううじさと
蒲生氏郷
幸田 露伴
Leggi 蒲生氏郷 (がもううじさと) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 65.772 caratteri · 128 schermate
毒がいは毒飼で、毒害は却ってアテ字である、其毒飼という言葉が時代のいを表現している通り、此時代には毒飼は頻々として行われた。けれども毒飼は最もケチビンタな、蝨ッたかりの、クスブリ魂の、きたない奸人小人妬婦悪婦の為すことで、人間の考え出したことの中で最も醜悪卑劣の事である。自死に毒を用いるのは耻辱を受けざる為で、クレオパトラの場合などはまだしも恕すべきだが、自分の利益の為に他を犠牲にして毒を飼う如きは何という卑しいことだろう。それでも当時は随分行われたことであるから、これに対する用心も随って存したことで、治世になっても身分のある武士が印籠の根付にウニコールを用いたり、緒締に珊瑚珠を用いた如きも、珊瑚は毒に触るれば割れて警告を与え、ウニコールは解毒の神効が有るとされた信仰に本づく名残りであった。宝心丹は西大寺から出た除毒催吐の効あるものとして、其頃用いられたものと見える。扨此の毒飼の事が実に存したこととすれば、氏郷は宜いが政宗は甚く器量が下がる。但し果して事実であったか何様かは疑わしい。政宗にも氏郷にもゆかりは無いが、政宗の為に虚談想像談で有って欲しい。