Classici giapponesi con furigana
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やぶのうぐいす
藪の鶯
三宅 花圃
Leggi 藪の鶯 (やぶのうぐいす) di 三宅 花圃 (みやけかほ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 31.356 caratteri · 65 schermate
美しい女だろう。
婆「いい女にゃアちげえねえけれど。わたしらが目には高島田のほうがいいのさネ。
清「あの嬢さんはうちの山中さんネ。
婆「ムムあのいい男か。
清「アアあの人に大あつあつヨ。
婆「だっておめえさんはこなえだ御新さんとへんだっていわしったじゃアないか。
清「アアどうも御新さんとも変にちがいないよ。一昨夜の晩もよせへ行くと二人で出ていって。一時近くまでかえってこないから。ウトウトいねぶりをしていると。車の音がしたから。飛んで出て格子をあけて見ると。二人相のりでぐでんぐでんによって帰ってきなさったが。山中さんは男がよくって。口先がいいからだれでもまようヨ。だけれどあの人もネエかあいそうヨ。あの西郷の時におとっさんが陸軍の少尉とかを勤めていて。あっちで討死をしてしまって。その翌年にはおっかさんが病気で死んで。身より便りもないものだから。うちの旦那がまだ生きている内に。かあいそうがって商買の手伝いをさしたり。何かして家へおいてやって。しぬ前に篠原さんへたのんで官員さんにしてやったのだが。少し横文字が出来て。口先がよくって。如才ないものだから。だんだんあがって。