Classici giapponesi con furigana
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やぶのうぐいす
藪の鶯
三宅 花圃
Leggi 藪の鶯 (やぶのうぐいす) di 三宅 花圃 (みやけかほ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 31.356 caratteri · 65 schermate
ト咄しながら向うのきしにさしかかれば。こなたにやすめる松島葦男。目早くみとめて。
葦「ねえさんねえさん宮崎さんが。
秀「オヤオヤ。どうも誠にその後はお目にかかりませんで。
宮「ヤアこりゃアいいところでお目にかかって。お二人ぎりかネ。
葦「あの姉があまり内にばかりいますから。すすめて同道いたしました。
宮「ソリャアいいご保養だ。篠原君僕のよくお咄し申した。松島の秀子さんです。お秀さんこの方は久しく洋行をなすって。こんだ技芸士の栄号を得て帰朝なすった。僕の親友で篠原さんとおっしゃるお方です。ちょっとお近づきに」秀子は近くへ進みより。おみしりおかれても口の内。ようようその人をみあぐれば。まゆ秀で鼻高く。口もと尋常にして愛きょうあり。留学をさえしたりとなれば。その学問のほどおしはかられて。いよいよ気高くみゆ。仇心なき身ながらも。その様子の高尚なると。学術のほどのしたわれて。われしらず鼻じろむなるべし。勤もかねて聞き伝え。こうもやなど思いつる予想のほかのおとなしさ。雪のように白き顔少しはじらいて。ほおのあたり淡紅をおびたる。髪は束髪にたばねて。つまはずれの尋常なる衣服は。