Classici giapponesi con furigana
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あしかり
蘆刈
谷崎 潤一郎
Leggi 蘆刈 (あしかり) di 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 39.413 caratteri · 78 schermate
いるところでは夫婦のようにふるまっても内実は操をまもってくださりませ、そのしんぼうが勤まらぬようなら私のおもっている半分もねえさんをおもっていないのですとそういうものでござりますからこのおんながあの人のためにこうまで身を捨ててかかっているものを男の己が負けてなるものかと父もいちずに思いつめまして、いや、ありがとう、よくいってくれた、あの人が後家をとおすなら私もやもめをとおしたいのが実はほんしんだったのだ、ただそなたまでも尼も同様にさせてしまってはきのどくと思うばかりにさっきのようにいったのだけれどもその神のようなこころを聞いては礼をのべることばもない、そなたがそれほどの決心ならわたしとてなんのいぞんがあろう、無慈悲のようだが正直のところはその方がわたしも嬉しいのだ、あたりまえならそう願いますといえた義理ではないけれども何もいわずにせっかくの親切にすがらせてもらいましょうとお静の手をとっておしいただいてとうとうその晩はまんじりともせずに語りあかしたのでござりました。
でござりますから父とおしずとはけんか一つしたことのない