Classici giapponesi con furigana
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たんぱくせき
蛋白石
宮本 百合子
Leggi 蛋白石 (たんぱくせき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.056 caratteri · 25 schermate
「行くとはっきりきめもしないのにそんな事を云われればどうでも行かなければならなくなってしまう。」
「行くとなれば『さき』一人残して行かなければならないから何となし不安心な気がする、
火事でも出来されちゃあ事だ。」
「お京さんにたのんでちょくちょく来て見てもらえばいいけれ共。」
「でもまあ、体にはかえられないから二十日ほど行って来ましょう、
ほんとうに。」
千世子はポツポツとまとまりのない事を話した。
「いくら暢気だからって、
これでも御主人様なんですからねえ、
女中の事も考えなけりゃあ。」
そんな事も云った。
出る時にはきっと知らせて呉れと繰返し繰返し云って二人が帰って行ったあと千世子は行くか行くまいかとしばらくの間迷った様になった。
又青い顔をして臭剥を飲むよりは短っかい間でも行って達者で居た方がいいしまたそんなにいやだと思って居る事ではないけれ共斯うやったままちょくちょく来る二人のためにつぶす時間をまとめても十分な時が作られる。
こんなにあんけらかんとしても居られないんだからもう少し精力を増さなければいけないからとも思った。
夕飯の時半分じょうだんの様に、