Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

まめせんすいていのゆくえ

豆潜水艇の行方

海野 十三

Leggi 豆潜水艇の行方 (まめせんすいていのゆくえ) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 20.245 caratteri · 41 schermate

Aozora Bunko

からだの大きい、顔のたいへん赤く、鼻のとがった、そしてほそい口髭のある、目のするどい人物でありました。その紳士が、例のふかふかした肘かけ椅子に、どっかり腰をおろしました。その様子から考えると、彼はどうやら隊長らしいのでありました。

春夫は、その隊長紳士が、なにをはじめるのかと、目をみはっていました。

すると、その隊長紳士は、ポケットから、ピストルを出して、机の上におきました。それから、青木学士と春夫を、ぐっとにらみつけ、

「ああ、ここでは、わしの命令にしたがうか、それとも、このピストルの弾丸をくらって死ぬか、二つのうち一つしかないのだ」

と、いやにおどかし文句をならべ、

「われわれは、いつでも、ほしいと思ったものを、かならず手に入れる力をもっている。お前たちは、小型潜水艇を、われわれの手にわたすまいとして、いくどもにげまわったが、もうこれからのちは、そんなむだなことはやめにするがいい。わかったか」

と、彼は、いやにいばっていいました。

すると青木学士は、からからと笑いだしました。

「あははは。なにをいうか。われわれ日本人のやることに、君たち外国人のさしずはうけないぞ。