Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まずしきしんと

貧しき信徒

八木 重吉

Leggi 貧しき信徒 (まずしきしんと) di 八木 重吉 (やぎじゅうきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 4888 caratteri · 11 schermate

Aozora Bunko

春

陽遊

春

梅

冬の夜

病気

太陽

石

春

桜

春

雀をみていると

私は雀になりたくなった

陽遊

さすがにもう春だ

気持も

とりとめの無いくらいゆるんできた

でも彼処にふるえながらたちのぼる

陽遊のような我慢しきれぬおもいもある

春

ほんとによく晴れた朝だ

桃子は窓をあけて首をだし

桃ちゃん いい子 いい子うよ

桃ちゃん いい子 いい子うよって歌っている

梅

梅を見にきたらば

まだ少ししか咲いていず

こまかい枝がうすうす光っていた

冬の夜

おおひどい風

もう子供等はねている

私は吸入器を組み立ててくれる妻のほうをみながら

ほんとに早く快くなりたいと思った

病気

からだが悪いので

自分のまわりが

ぐるっと薄くなったようでたよりなく

桃子をそばへ呼んで話しをしていた

太陽

日をまともに見ているだけで

うれしいと思っているときがある

石

ながい間からだが悪るく

うつむいて歩いてきたら

夕陽につつまれたひとつの小石がころがっていた

春

原へねころがり

なんにもない空を見ていた

春

朝眼を醒まして

自分のからだの弱いこと

妻のこと子供達の行末のことをかんがえ

ぼろぼろ涙が出てとまらなかった

春

黒い犬が

のっそり縁側のとこへ来て私を見ている

桜

綺麗な桜の花をみていると