Classici giapponesi con furigana
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うしすてばうますてば
賤民とは何か
喜田 貞吉
Leggi 賤民とは何か (うしすてばうますてば) di 喜田 貞吉 (きたさだきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 116.870 caratteri · 229 schermate
これらの濫僧に対して、施行すなわち濫僧供のしばしば行われた事は、前考にも述べておいたが(九巻三、二号二頁)「執政所鈔」三月十五日春日御塔唯識会始事の条に、人供の中に、
始年濫僧供十石、放生会料一石。自二次年一被二停止一了歟。
とある文を見出でたから、ここに補っておく。この書は鎌倉時代寛元四年に書いたもので、前記奈良坂非人法師と清水坂非人法師との間に悶着のあった頃に当る。この際春日において行った濫僧供は、主としてその北山なる奈良坂非人法師に対して行われたものであろう。
濫僧とは通例非人法師に対する称呼であるが、婦人すなわち尼法師にも、やはり古くこの徒があった。清少納言「枕草子」「物の哀知らせ顔なるもの」の条にこれについて面白い記事があるから、平安朝の彼らの生活状態の一斑を知るべき参考として、左に抄録しておく。
二日ばかりありて縁の下にあやしき者の声にて、「猶其の仏供の撤下物侍りなん」と云へば、「如何で速には」と答ふるを、何の言ふにかあらんと立ち出でて見れば、老たる女の法師の甚じく煤けたる狩袴の、筒とかやの様に細く短きを、帯より下五寸ばかりなる衣とかや言ふべからん、同じ様に煤けたるを着て、猿の様にて言ふなりけり。