Classici giapponesi con furigana
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あかいカブトムシ
赤いカブトムシ
江戸川 乱歩
Leggi 赤いカブトムシ (あかいカブトムシ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N4. Tocca una parola per il significato.
N4 · base · kanji e kana moderni · 23.237 caratteri · 47 schermate
みんなが、そのへやにはいったとき、どこからか、ぎょっとするような声がひびいてきました。
「わははは……。かんしん、かんしん。とうとう、あぶないところをぬけ出したね。だが、まだこれでおしまいじゃないよ。わしの手紙には、『おそろしい番人に注意せよ。』と書いてあった。だい一は大トラ、だい二は鉄のふた、さて、だい三の番人はなんだろうね。おしまいほどおそろしいやつがひかえているからね。ようじんするがいいよ。」
まほうはかせの声です。どこから聞えてくるのかわかりません。きっとてんじょうのすみに、ラウド=スピーカーでもしかけてあるのでしょう。
五人は一かたまりになって、おたがいのからだをだきあってじっとしていました。ノロちゃんのからだが、がたがたふるえているのがよくわかります。
「あれっ、なんだろう。なにか動いているよ。」
木村くんが、むこうのゆかをゆびさしてさけびました。かいちゅうでんとうの光が、さっとその方をてらします。
するとそこに、なんだかきみのわるいことがおこっていました。
地のそこから、みょうなものがむくむくとあらわれてきたのです。
まるいあたまのようなものが出てきました。