Classici giapponesi con furigana
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ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
Leggi 超人ニコラ/大金塊 (ちょうじんニコラ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 175.219 caratteri · 350 schermate
暗号文
」
刑事が人形の手にはさんであった、一枚の紙を取って、明智探偵に手渡しました。それは女首領から明智にあてた手紙だったのです。小林君がしたように、女賊もまけないで、置き手紙をのこしていったのです。
それは、つぎのようなうすきみの悪い手紙でした。
明智さん
こんどはわたしのまけです。あなたはいい少年助手をお持ちですね。わたしは一時この家をすてて立ちのきますが、けっして、宮瀬家の金塊をあきらめるわけではありません。かならず手に入れてお目にかけます。わたしには最後の手段がのこっているのです。それがどんな手段だか、ひとつ、あなたの知恵であててごらんなさいませんか。
暗号文
その翌朝、明智探偵は、あずかっていた不二夫君をつれて、宮瀬家をたずねました。
主人の宮瀬鉱造氏は、暗号文の半分が手にはいったという知らせを受けていましたので、待ちかねていて、明智を応接室に通しました。
明智は小林君が不二夫少年の身がわりとなって、賊のすみかにつれられていってからのちのできごとを、くわしく報告しました。
「そういうわけで、小林が不二夫君のかえ玉だということも、賊のほうへわかってしまいましたので、いつまでもわたしの家におあずかりしておくのもなんですから、きょうは不二夫君をおつれしてきたのです。