Classici giapponesi con furigana
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ちょうにんげんエックスごう
超人間X号
海野 十三
Leggi 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.025 caratteri · 178 schermate
戸山ですよ……」
やがて博士はぱっちりと目をひらいた。
「ああ、戸山君か。ここはどこだね」
「先生、大丈夫ですか。ここは地上二万五千メートルの高空、宇宙航空船の中ですよ」
「ああ、そうだった。頭がずきずきいたんで仕方がないが、X号はどこにいるんだ」
「一階の最後部の部屋の穴の中へ、おとしこみました」
博士は頭のいたみも忘れて、おどりあがって喜んだ。
「しめた。それでX号もこんどこそ完全に運のつきだぞ。あの下は小型ロケット機の内部なんだ。よし、あれを外部に発射してやろう。戸山君MLQと書いてあるスイッチを切ってくれ」
「こうですか」
戸山君がそのスイッチを切った瞬間だった。
機体はズシーンというはげしい反動を感じて、ぐらぐらと揺れたのである。
「先生、いまのはいったいなんですか」
「ロケットがとびだした反動だよ。前のスクリーンには何も見えないかね」
はたして博士のことばどおり、そのスクリーンの上には、うしろからものすごい白煙をはきだして、青空を横切って飛んで行く、砲弾の形をしたロケットがうつったのである。
「さあ、全速力であのロケットを追いかけて、原子ロケット砲で撃墜しよう。