Classici giapponesi con furigana
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
Leggi 迷信と宗教 (めいしんとしゅうきょう) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 151.147 caratteri · 298 schermate
しかして、古来幽霊のその形を現し、狐狸の人に憑るがごときは、みな遊魂の作用に帰せり。
新井白石は、死後の境遇の一層神霊なることを示して曰く、「それ、水はいたりて清けれども、氷を結ぶときは明らかならず。神いたりて明らかなれども、形を結ぶときは明らかならず。氷解けては清にかえり、形散じては明にかえる。ゆえに、覚むるは霊ならずして、夢は霊に、生霊ならずして死せるは霊なり」と。これおもしろき言なり。この魂魄の説明は、新井氏『鬼神論』および平田氏『鬼神新論』を参見すべし。
つぎに、仏教はもとより霊魂不滅論なれども、神儒二道とはやや異なるところあり。そのいわゆる霊魂は、これを識心と名づく。この識心は、因果の事情に従って生滅変遷して、しかしてよく相続するものとなす。『倶舎論』に、「譬如下灯焔雖二刹那滅一、而能相続転中至余方上、諸蘊亦然。」(たとえば、灯焔は刹那に滅すといえども、しかもよく相続して余方に転じ至るがごとし。諸蘊もまたしかり)とあり。『成唯識論』に、「此識性無始時来、刹那刹那果生因滅、果生故非レ断、因滅故非レ常、非レ断、非レ常、是縁起理。」(この識性は、無始の時より来、刹那刹那に、果生ずれば因滅す。