Classici giapponesi con furigana
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
Leggi 迷信と宗教 (めいしんとしゅうきょう) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 151.147 caratteri · 298 schermate
第一一節 霊魂論の帰結
これをもって、死霊、生霊の人に憑付することを信ずる徒はなはだ多し。また、世間に人魂というも、生霊、死霊と同一物たるべし。しかるに、一団の怪火の空中の飛行するを見て、呼んで人魂となすは、愚民の妄想より出ずるなり。遊魂につきては、さきにすでにこれを論ぜり。けだし、わが国の狐憑き、神憑り、魔憑き、その他祟のごときはみな、以上述ぶる説によりて解釈しきたれり。
第一一節 霊魂論の帰結
そもそも古来の霊魂談は、もとより一より十に至るまで、ことごとく取るべからずといえども、また一口に排斥すべからず。徂徠の『論語徴』に、「剖レ樹以求二花於其中一、烏ゾ能見レ之、謂二之無一レ花可乎哉。」(樹をさいて、もって花をそのうちに求むるも、いずくんぞよくこれを見ん。これを花なしという可ならんや)とあるは名言なり。平田篤胤は怪談を主唱する人なれども、その言に、「奇怪しきこととてひたすらにおそれ惑うも愚かなり。よくその信べきと信べからざるとをわきまえて惑わざるをこそ、真に知の大なる人というべけれ」と示せり。今、余はさらに西洋の霊魂不滅説に照らして、さきに挙ぐるところの霊魂論を結ばんとす。