Classici giapponesi con furigana
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めいしんかい
迷信解
井上 円了
Leggi 迷信解 (めいしんかい) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 48.601 caratteri · 96 schermate
第一三段 妖怪雑種のこと
これを動かすときは必ず出血するものである。しかるに、親戚のこれに触るるときに限るように申すは、かくのごとき場合にありては、他人のその死体に触るること極めて少なく、親戚の来たるを待ちてその体を動かすものなれば、衄血と親戚との間になにかの感応あるように考えたるのじゃとのこと。されば、これまた不思議とは申されぬ。そのほかにもこれらに類すること多々あれども、際限なければ、これを『妖怪学講義』もしくは『妖怪学雑誌』に譲りておく。
第一三段 妖怪雑種のこと
以上説明したるほかに、複雑せる妖怪にして、しかも民間に最も多く起こるところの怪事がある。すなわち、その一は投石の怪事である。その怪事は、夜中人家に石の落ちきたるありて、なにものの所為なるかその原因のさらに知れざることじゃ。民間にてはこれを狐狸または天狗の所為と申しておる。ゆえに、その石を天狗礫という名をつけてある。余もこのことにつき、たびたび現場へ立ち会いをなしたることがあるが、その原因のすでに発覚したるものにつきて考うるに、狐狸にもあらず天狗にもあらず、全く人の所業である。その人は家の外にあらずして、家の内にあることが多い。