Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かねもちとにわとり
金持ちと鶏
小川 未明
Leggi 金持ちと鶏 (かねもちとにわとり) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 2847 caratteri · 6 schermate
あるところに金持ちがありまして、毎日退屈なものですから、鶏でも飼って、新鮮な卵を産まして食べようと思いました。
鳥屋へいって、よく卵を産む鶏を欲しいのだが、あるか、と聞きました。
鳥屋の主人は、
「よく卵を産む鶏なら、そこのかごの中に入っていますのより、たくさん産む鶏はありません。」といいました。
金持ちは、かごの中に入っている鶏を見ました。それは、背の低い、ごま色の二羽の雌鶏と、一羽のあまり品のよくない雄鶏でありました。
「これがそんなに卵を産むのか。」と、金持ちは問い返しました。
「産むにも、それほど産む鶏は、おそらくありません。」と、鳥屋の主人は答えました。
金持ちは、その三羽の鶏を買って家に帰りました。
なるほど、日数がたつにつれて、雌鳥は毎日卵を産みはじめました。一日とて休みなく産んだのであります。金持ちは、毎日新鮮な卵を食べられるので喜びました。
「買う時分には高いと思ったが、こう、毎日卵を産むんでは、ほんとうに安いものであった。こんないい鶏というものは、めったにあるもんでない。」と、独りで自慢をしていました。
ある日のことでありました。金持ちの友だちが遊びにきました。