Classici giapponesi con furigana
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きんいろのあきのくれ
金色の秋の暮
宮本 百合子
Leggi 金色の秋の暮 (きんいろのあきのくれ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 1808 caratteri · 4 schermate
白木綿の兵児帯が横とびに奥へかけ込んで、すぐかえって来る。すべて無言のうちに須彌壇の前で行われる動作、やや貧相な中に生動する何ものかがあり、鶴三画的であった。帰途、富士を見た。薄藍のやや低い富士、小さい焔のような夕焼け雲一つ二つ。
A氏のところに寄る。温室にスウィートピーが植込まれたところ。一本一本糸の手が天井から吊ってあり、巻ひげを剪ってある。或は細かい芽生。親切心のたっぷりした者でなくては園芸など出来ずと思った。温室のぶどう、バラの花を貰う。今度お菓子を持って行く約束。すっかり日がくれ提灯の明りをたよりに夜道を帰って来た。
Mよりきいた話。――承法のこと。雨が降りチング(ing)雪が降りチングで喧嘩になったこと。公案の外国語訳のこと。
〔一九二七年一月〕