Classici giapponesi con furigana
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ぞうに
雑煮
北大路 魯山人
Leggi 雑煮 (ぞうに) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 1173 caratteri · 3 schermate
そして、餅の堅い、やわらかいの程度によって、火の加減をしないと、中身が堅いのに表面ばかり焦げたり、白くしなしなしてしまったりする。
雑煮のコツは、餅の焼き方にあるといってよいと思う。また、不細工に大きな餅のはいっているのはおもしろくない。ことに朝から屠蘇機嫌でいるところへ大きいのを出すのは気が利かない。
料理屋で出す小型マッチ箱ぐらいの大きさが、見た目の感じがよい。でも、客次第で餅の大きさも加減したらよい。若い者たちには多少体裁が不格好でも、大きいのを入れた方が歓迎されよう。出す相手と場合に応じて、それ相応のもてなしをすることは、単に雑煮だけにかぎらず、何事においても必須条件である。
白味噌の雑煮なども、変わっていてうまいものである。それから、のりは良質のもの――焼きのりでもよい――を、細かく揉んでかける。四角に切ったのを、一枚のせたりするのは感心しない。
しかし、のりというものは、なかなかむずかしく、焼き方にコツがある。
現に、京阪などでは、生で使っている。それは別として、うまく焼けたものは、たいへんうまいものである。
京阪のような大都会でさえ、のりの焼き方を知らないのであるから、いわんや地方ではいうをまたない。