Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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でんきばと

電気鳩

海野 十三

Leggi 電気鳩 (でんきばと) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 25.465 caratteri · 52 schermate

Aozora Bunko

が、どんなもので、どこにかくしてあるかをいわせることができるじゃないか」

わる者どもの話によって高一は、お父さまが、日本軍にとって、たいへんだいじな「地底戦車」のしごとをしていることをしりました。スパイ団長は、これからお父さまをひどい目にあわせ、日本軍に大きなそんをさせようとしているのです。

ミドリもかわいそうだが、お国のひみつをしられることは、なおさらこまったことです。

「どうしてこれを、日本軍や、お父さまにしらせたらいいだろう」

高一は、なんとかしていいちえをひねりだしたいものと考えながら、ふと、波うちぎわを見ると、一つの大きなたるがながれついています。そばによってみれば、ふしぎや中でことこと音がしています。なにが入っているのでしょう。

いたいた、電気鳩

無人島にながれついた高一少年のことは、後から、おなじ島へあがってきたスパイ団長や、その手下のわる者どもに、まだしれていないようでありました。しかし、そのうちにしれてしまうことでしょう。そのときはたいへんです。きっとつかまってひどい目にあうにきまっています。

高一が、波うちぎわで、ひとつの大きなたるを見つけたことは、まえにいいましたが、近づいて、たるのふたをすこしあけてのぞいてみると、おどろくではありませんか、なかには、見おぼえのある電気鳩がはいっ